最近お客様との会話の中で、フットケアとペディキュアの認識の違いについて興味深く感じたので書かせていただきます。
フットケアとは、その言葉通り足のお手入れです。
最近、夏だから。や、おしゃれしたいから。という理由ではなく、本来『爪庵』が大切にしている「足のトラブル改善」や、塗らなくてもお手入れすることを重視して、ペディキュアでご来店してくださるお客様が増えてきました。そしてそのお客様方の中には、「ネイルサロンでこんなにきちんとお手入れしてもらえるとは思ってなかった!」というご意見を頂くことがあります。
そこで、お伺いしました。「ではネイルサロンのペディキュアは何をすると思われていましたか?」
答えは、「爪のお手入れと色を塗ったりデザインをするだけで、巻き爪や魚の目はフットケアの専門店に行かないとケアしてもらえないと思っていました。」などのご意見がありました。
では、ペディキュアとはそもそもどういう意味か?を考えてみましょう。
起源はラテン語から来ていると言われています。そしてマニキュアは手のお手入れ、ペディキュアは足のお手入れ、という意味です。日本ではまだほとんどの方が、マニキュアは手の爪を塗る、もしくはポッリュシュのこと、ペディキュアは足の爪を塗る、という認識の方が多いように思います。
ですから本来の意味を考えると、ネイルサロンのペディキュアとは足のお手入れ(フットケア)をすることなのです。だから、先ほどお話したように足のトラブルも改善されるようにお手入れできることが理想なのです。
もちろん各サロンのメニュー内容にもよりますが、ネイルサロンでこのようなお手入れができる事は、お客様にとっても理想的なのではないでしょうか。
とは言え、サロンを必要とされているお客様にこのような認識がなければ、なかなかネイルサロンとフットケアは結び付かないのでは・・・との思いで書かせていただきました。
今はネイルサロンでも様々な足のトラブルに対応しているサロンも多いと思います。派手なものは好きではない・・・あこがれるけど職業柄ネイルサロンには縁がない・・・などなどの理由でネイルサロンに足を運んだことがない方も、手や足・もちろん爪にお悩みのある方は是非一度ご相談してみてください。
もしそのサロンで施術ができない内容であっても、きっとプロとしてのアドバイスがもらえると思います。
爪庵でも一人でも多くの方のお悩みが解決されますよう、お待ちしております。